初に飛び込んできたのはふたりの女の子。



姉妹で、幼なじみで、そしておれ
がこうして病院にいる原因であるらしい。

らしい…というのは他でもない。
おれは記憶喪失になっていたからだ。

責任感からかはたまた義務感からか、
ひとり暮らしのおれの部屋に
住み込みで世話をしたいといい出す姉妹。

そりゃま確かに、未だ回復したとはいえない体。

世話してくれるのはめちゃくちゃうれしい上にありがたい。



けども…女の子と同居だろ? 

おれ、若者だぜ? 

どうにかならない自信はないぞ? 

その辺分かってんのかこいつら?
にかく、夏は一年ぶりにはじまる。

幼なじみの姉妹との、同居生活。

当然まあ…あれやこれやある。

幼なじみとはいえ、男と女。

なにかが起こらないはずはない。




エッチで育む恋もある。

姉妹と一緒に過ごす日々は、ライクをラブへと変えてゆく。

毎日だって触れ合う肌と、その奥の気持ち。

目を覚ませば、すぐそこに。

目を閉じても、すぐそこに。

んな夏が、はじまるわけだ。